轟の森神社に伝わる神輿に飾る祭具として大鉾ほこがある。この大鉾の裏に「蓮花寺仙観求む」とあり、神輿の謂いわれではその昔、当山蓮華寺が京都の門跡、宝鏡寺に縁があって後西天皇(1638-1685)より賜った神輿とされている。したがってこの頃の住職とみられる仙観がこの祭具を作らせたのではないかと考えられるのだが…。