土台を含めると高さ5.2mにもなる巨大な五輪塔が本堂の左手、経蔵の横に建っている。自らを幻住と称する粋な方であったようだ。
下塚地区の旧会館は元長法寺の本堂(観音堂)として弘化三年(1846年)に再建されている。その残されている棟札に蓮華寺實全法印が弟子の信了と義達それに長法庵の智貞禅尼と祈祷したとある。 また安政二年(1855年)の元長法寺ご本尊の聖観世音菩薩他5体の仏像の修復祈祷札には前住として弟子の現住朝照法印を指揮したと記されている。